鹿児島を代表する地鶏

鹿児島県の地鶏

鹿児島県には畜産試験場(養鶏試験場)において作出された3地鶏がある。

①さつま若しゃも(白色褐斑 昭和46年)

②さつま地鶏(赤褐色 平成12年)

③黒さつま鶏(♂:黒白横斑 ♀:黒色 平成18年)

父方である薩摩鶏は気性が荒く、育てるのが大変難しいが、その肉の甘み、弾力、色合いなどは格別のものがある。

引用:kagoshima-jidori.com

鹿児島の地鶏といわれる銘柄は、主に3種類だけなのですね!
どれも必ず「薩摩鶏」が種鶏になっているそうです。

■3つの銘柄は厳しく管理されています。

県が作出した3地鶏の一体的な生産振興,銘柄確立を図る目的で平成22年9月4日に「鹿児島県地鶏振興協議会」を設立しました。
鹿児島の地鶏は,県内の協議会会員だけで生産されています。

引用:鹿児島県HP

鹿児島の地鶏は、決められた場所で生産された3種類の地鶏のみ!ということですね。

3種類の鹿児島地鶏

■さつま若しゃも

「薩摩鶏」雄と「白色プリマスロック」雌との交配により作出した一代雑種

出典:kagoshima-jidori.com

さつま若しゃもとは?

筋繊維が細かく、弾力と締まりに富み、適度な歯ごたえもある“さつま若しゃも”。保水性に富み脂肪が少ないことも特徴のひとつです。味は“まろやか”と表現されるほど優しい味わいで、子どもさんからご年配の方まで食べやすいと好評。煮物、焼き物、揚げ物と、どんな料理にもよくあう鶏肉です。

引用:kagoshima-jidori.com

さつま若しゃもは、鹿児島の地鶏の中でも一番出荷量が多くて、料理もしやすいという事もあって、一番わたしたちに身近な鹿児島地鶏ですね!

■さつま地鶏

「薩摩鶏」雄と「ロードアイランドレッド」雌との交雑鶏を12世代に亘り交配,育種改良した鶏種。

出典:kagoshima.jp

さつま地鶏とは?

『地鶏・銘柄鶏 食味コンテスト』において日本一に輝いた“さつま地鶏”。評価されたのは、コクのある旨味です。一般のブロイラーなどに比べアミノ酸が豊富な“さつま地鶏”は、甘さを含んだ独特な味わいが特徴。筋繊維が細かく柔らかな肉質ですが、飼養期間が長いため、適度な歯ごたえも楽しめます。誕生以来、多くの食通や料理人からも高い評価を得てきた“さつま地鶏”。鹿児島の地鶏を代表する、トップブランドと言っても過言ではありません。

引用:kagoshima-jidori.com

さすが!日本三大地鶏といわれている他2種をおさえて、日本一に輝いた鹿児島地鶏の「さつま地鶏」。鹿児島の地鶏は日本一!!

■黒さつま鶏

「薩摩鶏」雄と「横斑プリマスロック」雌との交配により作出した一代雑種

出典:kagoshima.jp

プロの料理人も驚くおいしさ旨味と肉質のどちらも優秀

旨味成分のアミノ酸が豊富な“黒さつま鶏”ですが、地鶏としては脂ノリがいいのも特徴です。そのため、炭火焼でいただくと、ジューシーな肉汁と旨味が口いっぱいに広がり、他の地鶏とは一味違った美味しさを実感できます。「地鶏は焼くと硬くなる」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、歯ごたえと柔らかさのバランスがとれた“黒さつま鶏”の食感は、そのイメージをきっと覆してくれるはずです。

引用:kagoshima-jidori.com

黒さつま鶏は、鹿児島黒豚、黒牛につづいて、「第三の黒」と言われています!
この新たなる鹿児島の黒「黒さつま鶏」は、いま全国から注目を集めているそうです。


こうやって、鹿児島の地鶏はきちんとした生産者・飼育によって生まれて、わたしたち消費者へつながっているんですね。すべての銘柄には、決まったロゴマークがあって商標登録されているそうですよ。