■静岡県の地鶏
駿河シャモ
♂((♂シャモ×名古屋♀)×(♂シャモ×土佐九斤♀))×((♂シャモ×横斑プリマスロック♀)×(♂シャモ×比内鶏♀))を基礎鶏とする。♂基礎鶏×(♂ロードアイランドレッド×♀横斑プリマスロック)
♀基礎鶏(♀)×白色ロック(♂)
駿河シャモとは
旨さの証である黒の系譜
駿河シャモの開発コンセプトは「黒い鶏」。
美味しい畜産物の代名詞といえば「黒毛和牛」や「黒豚」等がぱっと浮かびますよね。駿河シャモはこの”黒”の美味しさに着目して開発をすすめてきました。
純系軍鶏(シャモ)のうち、”黒笹(くろざさ)”と呼ばれる黒い羽をもつシャモを中心に、比内鶏、名古屋種など日本中の「美味い」と言われる鶏を7種類を交配し、育成を重ねてきました。
そして、平成2年において、全国でも珍しい黒い羽をもつ静岡地鶏として「駿河シャモ」が誕生しました。
濃厚な旨みを内包した香り豊かな味わい
各農場とも広々としたスペースで平飼いをし、鶏にとってストレスのない最適な環境で育てられた「駿河シャモ」の美味しさは、肉の締まりがよく、シコシコとした絶妙な歯ごたえとまろやかな風味が特徴です。鶏肉の旨み成分には、グルタミン酸やイノシン酸が強く関与すると言われています。そこで、駿河シャモ振興会では、週齢とともに増加するこれらのアミノ酸量に着目し、飼育期間をブロイラーの2倍以上(雄120日齢、雌150日齢)設け、ブロイラーに比べ長期飼育した駿河シャモは美味い!という評価を頂いています。