名古屋コーチン

■愛知県の地鶏

名古屋コーチン

♂名古屋種
♀名古屋種

名古屋コーチンとは

名古屋コーチンは、ブロイラーの約3倍の日数をかけじっくりと育て、また、十分に運動をさせることで、鶏肉本来の旨みが凝集されています。
赤味を帯びて適度にしまった肉は、コクがあり旨味が強く、地鶏の王様と称されています。
また、平成12年春からは卵用の名古屋コーチンの譲渡も開始し、さくら色の美しい卵が愛知県の特産品に加わりました。この名古屋コーチン卵は黄身の濃厚さと舌触りの滑らかさが特徴で、最近では、名古屋コーチンの卵を使ったプリン、カステラ、ワッフル、どら焼きなどのお菓子にも人気が集まっています。
名古屋コーチンは、農業総合試験場で改良・開発し、畜産総合センター種鶏場を通じて普及を図っています。

引用:pref.aichi.jp

幸運のシンボル

 鶏は夜明けを告げることから、中国では吉兆をもたらす動物と考えられています。
また、大相撲の世界では、二本足で立ち地面に手をつかないとの験担ぎから、場所中は鶏肉を食べる力士が多いと言われており、毎年7月に開催される名古屋場所では、優勝力士に名古屋コーチンを贈呈しています。
この名古屋コーチンも、海部兄弟がどんな苦難にも負けず世に送り出した傑作品であり、昭和の半ばには、あわや絶滅の憂き目に遭うも苦境を切り開き見事に復活した験の良い鶏なのです。
つまり、名古屋コーチンは、開運、必勝のシンボルなのです。
名古屋コーチンの料理は、親子丼、味噌煮込みうどん、手羽先、焼き鳥、ひきずり鍋など、お肉が主役のイメージがありますが、最近は卵が主役のオムライス、玉子サンド、釜玉ラーメン、プリン、アイスクリームなども人気があり、名古屋コーチンブランドはどんどん拡がっています。
みなさんも、名古屋コーチンの日には是非名古屋コーチンを食べてみてください。
もしかしたら、開運、必勝、所願成就等々、幸運を手繰りよせるきっかけになるかもしれません。