■高知県の地鶏
土佐ジロー
♂土佐地鶏
♀ロードアイランドレッド
出展:j-chicken.jp
土佐ジローとは
「土佐ジロー」とは高知県原産の天然記念物『土佐地鶏』の雄とアメリカ原産の在来種ロードアイランドレッドの雌を交配して生まれた一代雑種です。
高知県畜産試験場で飼育している〔種鶏〕の交配によって生産された卵から孵化したものだけが土佐ジローとなります。
つまり、土佐ジローの卵から孵った雛は土佐ジローではありません。
土佐ジローの卵
濃厚でコクのある味わいと、黄身の盛り上がりが特徴で、1個40g前後のとても小さな卵です。
市販されている卵のサイズでSS~Sサイズにあたりますが重量に対して黄身の割合が大きく、その大きさはMサイズの黄身とほぼ同じ大きさです。
また、雌25羽に対し雄1羽の雌雄同居飼育により自然に任せた交配を行っているので、土佐ジローの卵は有精卵となります。
土佐ジローの肉
土佐ジローは全国でもとても珍しい卵・肉両用種の鶏です。
一般のブロイラーは60日の飼育で体重約3Kgまで成長させ出荷されますが、土佐ジローは雄で約150日、雌で約450日で出荷されます。
放し飼いで健康に育った土佐ジローは脂肪分が少なく、確かな歯ごたえが特徴で、噛みしめるほどに地鶏の旨味を味わえます。