■宮崎県の地鶏
みやざき地頭鶏
(みやざきじとっこ)
♂地頭鶏×劣性ホワイトプリマスロックのF1
♀九州ロード(ロード×劣性ホワイトプリマスロック)
みやざき地頭鶏とは?
地頭鶏(じとっこ)とは宮崎県や鹿児島県で古くから飼育されていた日本在来種で、今では天然記念物に指定されています。
みやざき地頭鶏はこの天然記念物「地頭鶏」を原種鶏とし、宮崎県畜産試験場川南支場にて交雑種の開発が行われました。
平成10年には交配様式を確立し、平成16年に「みやざき地頭鶏」と名称を改めました。
みやざき地頭鶏の美味しさの秘密
JA日向の「みやざき地頭鶏」はヒナの生産から処理・販売まで全てJA日向が一元管理を行っています。
飼育期間
地鶏が孵化から80日以上されるのに対し、みやざき地頭鶏は雄は4ヶ月(120日)、雌は5ヶ月間(150日)という長い期間ストレスのない環境の中で手間隙と愛情を注がれて育ちます。
飼育方法
みやざき地頭鶏は初生後1ヶ月から平飼いされるため、ヒナは地面を自由に運動でき、身の締まった肉質になります。
平飼いとは…鶏舎内、又は屋外において、鶏が床面(地面)を自由に運動できるようにして飼育する方法。
ストレスのない飼育密度
地鶏が平米あたり10羽で飼育されるにのに対し、みやざき地頭鶏は平米辺り2羽以下で飼育されます。 飼育密度が低いため鶏にもストレスを感じさせることがありません。